片岡球子(Tamako Kataoka)

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片岡球子「銀色になった富士」(リトグラフ)
片岡球子「銀色になった富士」(リトグラフ)

片岡球子は、日本画の作家です。

画廊アガティは片岡球子の版画・原画をお取り扱いしております。

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名古屋[TEL.052-841-4417]
版画は基本的に常時30作以上あります。

片岡球子の紹介

雲遊ぶ富士
雲遊ぶ富士

片岡球子は、日本画の作家です。
従来とは型破りな構成や色使いを貫き、それまでの日本画の概念を覆すような作風を確立しました
画家志望へ反対する親の勘当、何度もの落選、異色を放っていた作風に対する批評などを潜り抜け、自分の絵画に対する在り方を生涯曲げることはありませんでした。
最終的には、文化功労者・文化勲章を受章し、その作品の評価は今では多くの人が認めることとなりました。
版画に関しても、原画を渡して刷り師に任せるといったことをせず、作品の色、刷り方や表現などを綿密に刷り師と相談し作り上げています。

略歴

明治38年(1905年)北海道札幌市に長女として生まれる。
大正7年(1918年)北海道庁立札幌高等女学校卒業。
昭和2年(1927年)第8回帝展に出品するが落選。
昭和4年(1929年)師・吉村忠夫に院展に出品したいと相談し、破門となる。
昭和5年(1930年)再興第17回日本美術院展で「枇杷(びわ)」初入選。
昭和8年(1933年)第20回院展に「学ぶ子等」を出品し再入選
昭和10年(1935年)日本美術院絵画部第19回試作展に「炬燵」が入選。試作賞。
昭和17年(1942年)日本美術院絵画部研究会への横山大観の課題「雄渾」に「祈祷の僧」を発表、大観賞。
昭和36年(1961年)「渇仰」が昭和35年度文部省買上優秀美術品となる。
昭和61年(1986年)文化功労章に列される
昭和64年(1989年)文化勲章受章
平成20年(2008年)103歳で死去。叙従三位。

片岡球子の原画

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片岡球子の版画

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