5月30日(水)~6月17日(日)まで、
「平山郁夫展」を開催いたします。
時間は午前10時~午後8時、入場無料となっております。
版画40作以上を展示即売いたします。
平山郁夫は1930年生まれ。
小さいころから絵の好きな少年でしたが、1945年、進学先の広島で被爆しました。
戦後、原爆の後遺症に苦しめられた経験から、仏教、特に命がけでシルクロードを旅して経典を中国にもたらした玄奘三蔵をテーマに作品を制作します。
その後、シルクロードそのものへも興味は広がり、
世界中を魅了した夜(青)と昼(オレンジ)の対の作品を制作しはじめました。
また平山郁夫は、東京芸術大学学長、日本美術院理事など日本美術界の要職を努めるかたわら、
シルクロードをはじめとした世界各地へ取材旅行を繰り返した画家としても有名です。
旅先で膨大な数のスケッチをし、それをもとに作品を制作しました。
その土地の風土はもちろん、歴史やそこに息づく人々の想いまで感じさせてくれます。
今回は、とても人気の高いシルクロードの砂漠のラクダの作品をはじめ、
平山が愛した日本の古寺仏閣や旅先のスケッチ作品など、幅広くそろえました。
それぞれの作品にこめられた平山の想いをお楽しみください。
ご来廊お待ちしております。
展示会場はこのようになっております。