ジャン・ピエール・カシニョール

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カシニョールは、淡めのタッチで帽子を被った優雅で気品のある女性を多く描きました。

ペチュニア

画廊アガティはカシニョールの版画・原画をお取り扱いしています。

カシニョールの紹介

カシニョールはパリの有名なオートクチュール(パリ・アクチュール組合加盟店で注文により縫製されるオーダーメイド一点物の高級服やその店のこと)の家系に生まれました。

1935年、17歳の時、パリ画壇で鮮烈なデビューを果たし、20代ですでにパリ・ニューヨークを舞台に華々しく活躍すると共に、世界的なアーティストとしての地位を不動のものとしました。

カシニョールは画家とリトグラフの作家であることを兼ねており、繊細な技術をマスターした多才な作家でもあるのです。

カシニョールの手がけた版画は、またたくまに人気を集め、愛好者も増加しています。 300点以上の石版画を手がけ、1975年には彼の版画集の最初のカタログにシャルル・ソルリエが序文を書き、大作家となったカシニョールの技術に対して敬意を示すに至りました。

1967年には既にギャラリー為永はカシニョールにリトグラフの依頼をしており、このことからもこのフランス人作家に対する日本人の熱狂ぶりが窺われています。 女優の黒柳徹子はカシニョールのファンであり、肖像画も描いてもらっています。

カシニョールの年表

1935年パリの有名なオートクチュールの家系に生まれる
1952年初個展
1954年シャルパンティエ・アカデミー校に入学
1965年初めてリトグラフを手掛ける

版画

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